日比が南中国海の輿論戦を展開、中国が警戒すべきは日本

日比が南中国海の輿論戦を展開、中国が警戒すべきは日本。 フィリピンの滑稽な芝居を見た日本も黙ってはおらず、武器輸出のカードを切り出した。ASEAN諸国にとって、日本の防衛装備、特に艦船と航空機は魅力的だ…

タグ: 南中国海 フィリピン 武器輸出

発信時間: 2014-08-21 13:30:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピンの滑稽な芝居を見た日本も黙ってはおらず、武器輸出のカードを切り出した。ASEAN諸国にとって、日本の防衛装備、特に艦船と航空機は魅力的だ。ASEANの一部の国には、日本の防衛装備の成果を全面的に吸収する需要が存在する。時事通信社は、「日本とASEAN諸国の安全保障を巡る協力が推進されている。日本の積極的平和主義の主張、海洋の秩序は強制的な力ではなく国際法に委ねるべきとうい観点は、ASEAN諸国に認められている」と報じた。  

日本とASEAN諸国の防衛協力は、何も新鮮な出来事ではない。日本メディアは武器輸出のニュースを誇張して伝えているが、これは中国に戦略的な圧力をかけようという魂胆に過ぎない。ASEAN諸国には日本製武器に対する需要が存在するが、これらの武器を中国との戦争に利用するとは限らない。南中国海問題の表面化、日本の集団的自衛権の行使容認は、ASEAN諸国が自国の防衛能力を強化する合理的な口実になる。ASEAN諸国が、日本製、米国製、さらにはロシア製の先進的な武器を購入するのは、いずれも自国のリスク対応力を強化するためだ。各国は米日のように、あちこちで戦争をする好戦的な国ではない。  

全体的に見て、フィリピンは今回の南中国海を乱そうとする動きの中で、空虚な言葉を吐き続けているだけであり、中国が相手にする必要はない。中国外交部が声明を発表するだけで十分だ。実質的な行動により南中国海の混乱に向け準備を整えているのは日本で、中国はこれに強く警戒する必要がある。中国は自国の軍事的な対応力を強化するほか、ASEANとの連携を強化し、一刻も早く南中国海の海上衝突に関する緊急対応策を立てる必要がある。また長期的に見ると、アジア全体の安全認識を形成することも、差し迫った課題となっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月21日

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