安倍氏、戦犯を追悼文で賞賛

安倍氏、戦犯を追悼文で賞賛。 靖国参拝、靖国神社の春季・秋季例大祭、8月15日の敗戦の日に玉串料を奉納したことに続き、安倍晋三首相は再びその右翼の歴史観を露呈した…

タグ: 安倍 戦犯 追悼文

発信時間: 2014-08-28 13:26:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

靖国参拝、靖国神社の春季・秋季例大祭、8月15日の敗戦の日に玉串料を奉納したことに続き、安倍晋三首相は再びその右翼の歴史観を露呈した。

菅義偉官房長官は27日、安倍首相が今年4月、1000人以上の戦犯の魂を呼び戻す法要に密かにメッセージを送り、当然の報いである戦犯を賞賛したことを認めた。

同日の朝日新聞は、「和歌山県高野町の奥の院で4月29日に開かれた『昭和殉難者法務死追悼碑』の法要で、安倍首相が自由民主党党首の名義で主催者側に追悼メッセージを送り、約220人の出席者の前で読み上げられた」と報じた。

この法要は約1180人の日本人戦犯の魂を呼び戻す活動だ。東條英機ら靖国神社に祀られている14人のA級戦犯、極東国際軍事裁判などの裁判により罪が確定したB級、C級戦犯も対象となっている。彼らは死刑を下されるか、獄中で病死・自殺しており、靖国神社の「昭和殉難者」にされている。「法務死」とは、刑死者・収監中死亡者を戦場の一般軍人と同列視することを意味する。

昭和は裕仁天皇が即位していた時代の年号だ。「昭和殉難者法務死追悼碑」は、旧日本陸軍の将校らによって1994年に建立された。彼らは極東国際軍事裁判の日本人戦犯に対する判決を、「歴史上世界に例を見ない勝者の過酷で報復的裁判」としており、戦犯の「名誉挽回」を呼びかけている。

この戦犯の罪を免除し、戦後の国際秩序に挑戦し、軍国主義と侵略戦争の定論を覆そうとする露骨な活動に対して、安倍首相はメッセージの中で「昭和殉難者」を賞賛し、「心からの哀悼」を捧げた。

安倍首相がこの法要に参加するのはこれが初めてではない。朝日新聞の報道によると、安倍首相は昨年と2004年に、それぞれ自民党党首・自民党幹事長の名義で類似する追悼文を送っていた。

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