中国人観光客のニーズへの理解を進める日本の各店舗
日本メディアによると、日本の大型総合ショッピングセンターのイオンは今年3月から、空港や港湾、観光地に近い23店舗をモデル店舗としている。これらの店舗では、免税手続きや中国の銀行決済「銀聯」(UnionPay)に対応した支払い環境が整備されているほか、店内の目印も外国人にわかりやすいよう設けられている。
東京の伊勢丹本店は、中国人観光客の好みのリサーチにとりわけ力を入れている。例えば伊勢丹本店によると、中国人男性は、北京市の中心部でも日常的にスーツを着る機会はなく、ジャケットやズボンなどのレジャー用の服装への関心が高い。中国人女性はジーンズのようなスタイルはあまり好まず、ワンピースの人気が高い。
生活雑貨を販売する「Loft」も専門の売場を設け、高性能のステイショナリーや妖怪ウォッチなどのキャラクター商品、化粧品など外国人に人気の商品を販売している。Loftは今後、日本全国の92店舗で専用売場を設け、10月上旬からは大型店で免税品の販売サービスも開始することとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月17日