女性閣僚が辞任、日本の内閣改造を形骸化

女性閣僚が辞任、日本の内閣改造を形骸化。 安倍内閣は20日、「連続攻撃」に見舞われた。2名の「スター級女性閣僚」である小渕優子氏と松島みどり氏が、相次いで辞任したのだ。安倍首相はすぐに後任を内定したが、この情報は依然として注目を集めている…

タグ: 女性閣僚 辞任 支持率 

発信時間: 2014-10-21 15:25:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍内閣の支持率が低下、統一地方選挙が山場に

安倍首相は内閣改造で女性閣僚を登用し「カンフル剤」を打ち、支持率を64%に上昇させた。しかし安倍首相が登用した女性閣僚の多くは、右翼の代表者だった。

高市早苗総務大臣、山谷えり子国家公安委員長、有村治子女性活躍担当大臣は、秋季例大祭中の靖国神社を参拝し、第二次安倍内閣の改造後で初の閣僚による参拝となった。これに小渕優子氏と松島みどり氏の辞任が加わり、安倍首相が任命した女性閣僚が内閣支持率に致命的な打撃をもたらした。

ある日本の大手企業の役員は、「第二次安倍内閣の目玉となる女性閣僚のスキャンダルは、大きな影響を及ぼす。安倍首相は年内に消費税の再増税に踏み切るかを判断する。アベノミクスも重要な時期を迎えており、本件が未来の政局に及ぼす影響が懸念される」と指摘した。

英国メディアは、「戦後の政権運営をほぼ一手に担っていた自民党の最大の問題は、権力とカネの取引、政治とカネの不純な関係だ。自民党はこれにより、2009年に民主党に政権を奪われ、野党に身を落とした」と伝えた。

しかし民主党は政権運営の経験が足りず、内政と外交で挫折した。特に2011年の東日本大震災と福島原発の放射能漏れで、指導力の混乱と低下を暴露した。日本国民はこれに苦しめられ不満を抱き、安倍首相が自民党を率いて再起を果たすことになった。政治評論家の伊藤惇夫氏は当時、「自民党はまだ十分に反省しておらず、これほど早く政権を取り戻すべきではなかった」と指摘していた。

時事通信社解説委員の田崎史郎氏は、「安倍首相が辞任することはない。安倍政権が直面している直近の試練は、来年の地方統一選挙だ。これは単なる地方選挙であり、政権を脅かす国会の力ではない。野党にも政権を脅かす力はない」と分析した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月21日

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