訪日中国人客が医薬品を「爆買」、一部は中国でも購入可能

訪日中国人客が医薬品を「爆買」、一部は中国でも購入可能。

タグ: 訪日中国人,医薬品,薬局,漢方薬

発信時間: 2015-04-08 13:45:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

訪日中国人客の買い物の意欲が高まり続けている。日本の調査会社のアンケート結果によると、訪日中国人客が最も好んで買い求める商品は医薬品となっている。「便座購入ブーム」が終わると、訪日中国人客の医薬品購入が注目を集めるようになった。業界関係者は、「中国人が日本から持ち帰る絆創膏などの商品の品質には、国内外で大きな差がない。一部の医薬品については、国内でも類似した商品が売られている」と指摘した。

訪日外国人客、医薬品買い占めに熱中

北京市民の姚さんは日本で10数年の勤務・生活経験を持ち、高齢者介護に従事していた。彼女は骨粗しょう症を予防するため、わざわざ日本でカルシウム剤を購入する。中国にも有名なカルシウム剤があるが、なぜ遠路はるばる日本を訪れ購入しようとするのだろうか。彼女は、「中国の医師から有名なカルシウム剤を薦められたが、含有量が少なかった。それと比べれば、日本のカルシウム剤の効果の方が優れているはずだ。円安により、日本で買った方が経済的だ」と述べた。

姚さんと同じように、日本の医薬品に注目する中国人客は少なくない。「春節期間中の訪日中国人客が好んで購入した商品」に関する調査結果によると、医薬品が1位の座を占め、便座が3位、炊飯器が5位だった。また訪日中国人客の薬局での平均消費額は2010年の段階で551元だったが、現在は5200元に激増している。

中国医薬物資協会の李錦全副秘書長はこの現象を分析し、「医薬品の品質を見ると、国内の正規メーカー品と海外の同レベルの商品の間に大きな差はない。しかし日本製品は個人に特化した、服用者にやさしい設計で優っている。現在はアレルギー症状が多発する時期だが、日本には抗アレルギー剤が多くあり、詳細に分類されている。腫れ物、くしゃみ、かゆみ、はしかなどの症状に応じて、さまざまな医薬品を選択できる」と述べた。

江西普正薬業集団の学術総監で薬剤師でもある龔志南氏は、「日本の漢方薬は主に、中国の『傷寒論』のいくつかの処方を中心としており、粉薬が最も一般的だ。日本の漢方薬メーカーの加工技術はより先進的で、原材料を厳選している。ゆえに日本の漢方薬は適切に服用した場合、中国の漢方薬よりも飲みやすく効果が高い」と指摘した。

盲目的な購入には要注意、一部は国内で購入可能

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