NHKの世論調査からうかがえるのは、安倍首相は政権担当後に経済問題を効果的に改善できておらず、国民の間で不満が高まっているということだ。安倍内閣を支持しない回答者のうち46%が「政策に期待が持てないかから」を理由に挙げ、「人柄が信頼できないから」は23%だった。
▽日本の首相の本分に関わる問題
安倍首相は第1次安倍内閣の当時、個人のサイトで「首相が靖国神社に参拝するのは当然のこと。これは首相たる者の責任だ」といった発言をしている。
第2次安倍内閣の今、安倍首相は右傾化路線を極力推進しようとし、歴史問題で時代を逆行させようとしている。4月初め以降、「軍需工場を産業遺産に申請」することを通じて、侵略を正当化し、教科書を再び改定し、「教育改革を推進し」、集団的自衛権を解禁した。「毎日新聞」は、こうしたすべての過程に「安倍カラーがにじむ」と報じた。