米軍、日本駐留の空母を交代 作戦能力拡大へ

米軍、日本駐留の空母を交代 作戦能力拡大へ。 米海軍の空母「ジョージ・ワシントン」が18日、日本の横須賀基地を出港し、大規模修理と燃料交換のため本国に向かった。今後の日本での任務は、性能のさらに高い先進空母「ロナルド・レーガン」が交代する…

タグ: 米軍 空母  作戦能力

発信時間: 2015-05-22 10:32:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「平和の使者」の役割も

 

演習や訓練などの任務のほか、「ジョージ・ワシントン」は外交使者としての役も演じ、多くの国を訪れた。2009年8月に参加したインドネシアのスラウェシ島北部で開催された観艦式は最初の大きな外交舞台となった。観艦式には40カ国が参加した。2010年8月8日には、米越外交関係正常化15周年を祝うためベトナムを訪問した。ベトナム戦争後、空母がベトナムを訪れるのは初めてとなった。

「ジョージ・ワシントン」が訪れた都市はまだまだ多い。2009年8月2日から6日まではシンガポールに寄港し、艦員が同地で休息を取った。2014年6月には香港地区に6回目となる寄港を行った。これに先立って、中国軍の軍人4人が米海軍の輸送機「C-2 グレイハウンド」で空母に降り立ち、貴賓としての訪問を行った。同年10月には定例停泊でフィリピンの首都マニラを訪れ、フィリピン海軍とシンボリックな演習を行った。

「ジョージ・ワシントン」はさらに2回にわたる人道救援任務も果たしている。2011年には日本の震災救援に加わった艦艇の一つとなった。だが福島原発からの放射性物質を検出したため、予定より早く救援現場を離れた。2013年11月には、台風「ハイエン」の襲撃を受けたフィリピンに空母打撃群とともに派遣され、人道救援活動を行った。

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