G7に中国けん制を要請
日本は近年、中国の話題をG7の議事日程に盛り込もうと取り組み続けている。これは西側の大国を操り、共に中国に圧力を掛けようとする狙いを露呈している。
昨年6月のG7ブリュッセル・サミット開幕前、安倍首相は十分に下準備を進め、国際的な場を利用し中国のイメージダウンを図った。安倍首相は日本を中国から虐げられる「被害者」、国際法・国際ルールの「守護者」として位置づけようとした。日本メディアは、サミットが共同声明で中国を名指しで批判するというスクープを報じた。
安倍首相はサミット会期中に、中国の東中国海・南中国海における「力により現状を変える行為」を批判するよう、西側諸国に全力で働きかけた。
しかし昨年のG7サミットは、名指しで中国批判という安倍首相の意向に沿う形とはならず、最後に東中国海・南中国海への関心を表明するに留まった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月9日