ハードルに阻まれた日本、潜在的な核大国
ハードルに阻まれた日本、潜在的な核大国。
タグ： 日本 核 長崎 非核三原則核兵器
発信時間： 2015-08-10 13:36:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
今年8月9日は、長崎市被曝70周年だ。安倍晋三首相は祈念式典であいさつの言葉を述べ、6日に開かれた広島原爆の祈念式典で触れなかった「非核三原則」に言及した。1994年以来、歴代首相は祈念式典で非核三原則に言及していた。安倍首相は広島で、初めて非核三原則に言及しなかった。
安倍首相は就任以来、日本の「富国強兵」という政権運営の目標を隠していない。武器輸出三原則を放棄し軍事費を拡大し、特定秘密保護法を制定し自衛隊の「文民統制」の原則を放棄した。安倍政権の軍事力の強化、軍事安全政策の調整の動きがはっきりと示されている。
右翼が日本の核武装を主張し続けているため、右傾化に力を注ぐ安倍政権が、核兵器の問題で正確な態度を貫けるかが懸念されている。
日本の核兵器生産能力
原子力エネルギーの平和的な利用は、日本の核技術発展の根拠だ。日本は現在50以上の原子炉を持ち、米国とフランスに次ぐ世界3位の規模となっている。日本は世界屈指の核技術大国にもなっている。
高速増殖炉技術は、核技術の研究の重要かつ困難な内容だ。しかし日本は10年の時間、60億ドルの資金を費やし、2基の高速増殖炉を建設した。
核融合技術の研究でも、世界の技術の最先端を走っている。日本は現在、世界唯一の大規模なヘリカル型核融合実験装置を保有している。その制御を受ける核融合装置は、世界一流の水準となっている。
日本は核爆発の実験を行ったことがないが、演算速度が毎秒6000億回を超えるスパコンを開発しており、核爆発をコンピュータでシミュレートする能力を持つ。
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