ハードルに阻まれた日本、潜在的な核大国

ハードルに阻まれた日本、潜在的な核大国。

タグ: 日本 核 長崎 非核三原則核兵器

発信時間: 2015-08-10 13:36:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

他にも日本は1.2トン以上の高濃縮ウランを持っている。その中には215キロの「ウェポン級」の高濃縮ウラン、44トンの分離済みプルトニウムが含まれる。1トンのプルトニウムで120発の核弾頭を製造でき、44トンで約5000発分になる。

強い経済力、先進的な科学技術、発達した産業の基礎により、日本は核兵器発展の政治的決断を下せば、すぐにでも核兵器を保有できるだろう。

核武装実現に要する時間は

科学技術庁(当時)の原子力担当課長は1975年、「日本は3ヶ月内に核武装できる」と発言していた。

石破茂元防衛大臣は2011年末に発表した文章の中で、「基礎研究から始めれば、核兵器の生産には5−10年かかる。しかし日本はすでに核技術を手にしており、数ヶ月もしくは1年間で核兵器を製造できる」としていた。

それでは日本はなぜ核武装を実現していないのだろうか?森本敏元防衛大臣は2009年5月、「核兵器を製造できるかどうか、核兵器を製造する実質的な意義があるかどうかという問題ではなく、核兵器を製造した場合の犠牲を日本が受け入れられるかという問題だ」と述べた。

森本氏は、日本の工業の核兵器生産能力、日本の核兵器保有の意向を疑っていない。日本が核武装していないのは、核兵器を保有した場合の犠牲に対する心の備えができていないからに過ぎないというわけだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月10日

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