日本に対する複雑な感情
李監督は26歳の年に日本に渡り、今年でちょうど日本で生活し始めて26年目になる。日本に関する印象を聞かれた李監督は少し考えこみ、深くため息をつき、「愛と憎しみ」という言葉で形容した。
李監督は、「日本の多くの点が気に入っている。日本には優秀な面がある。マナー、秩序、人と人の交流の仕方、現代日本の社会制度、社会文化などで、映像業界については言うまでもない」と語った。
李監督は「憎しみ」について、「憎しみより、悔しさのほうが多い。日本にも多くの気に入らない点がある。例えば日本人の侵略の歴史に対する見方だ」と話した。
李監督は「彼らが常にこれらの歴史問題にこだわり、みなを不愉快にしているのはなぜだろうと感じるだろう。私は長年を欠けて歴史を、日本を研究した。本作によってこれらの悪い、歴史の後遺症を取り除ければと思う。これは中日両国と両国民の心からの友好交流を促し、日本がその『美』をアジア諸国、全世界に示すことを促すだろう」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月10日