イスラム国はこのほどネットワークを通じ、70の「敵対国」を攻撃すると脅迫し、「(我々が)ミシガン州、ロサンゼルス、ニューヨークを、もしくはボスニア、マレーシア、インドネシアにある日本の在外公館、アルバニア、ボスニア、コソボにあるサウジアラビアの在外公館を攻撃するのを阻止できようか?」とする声明を発表した。
菅義偉官房長官によると、日本の世界各地に点在する200の在外公館が警戒を強化しており、関連諸国の当局と協力し脅威に備えている。日本はこれまで長期的に中東地域の衝突に巻き込まれておらず、宗教の過激派組織の脅威をほとんど受けていない。
安倍晋三首相は今年1月の中東訪問中に、現地に2億ドルの「人道主義」支援を提供し、西側諸国の過激派組織撲滅に協力すると約束した。イスラム国はそれから間もなく日本人の人質2人を殺害し、日本社会を震撼させた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月13日