チャイナネット:両国のアンケート回答者の歴史問題に対する見方の食い違いは、世論調査結果の中でかなり際立っており、この食い違いは昨年に比べても拡大しています。この問題についてはどのように見ておられますか?間もなく開催される「北京-東京フォーラム」の中で、両国から参加される方々はこの食い違いの解決策を求めて討論を展開されますか?
工藤:基本的には、世論調査はお互いの国民に対して行われたのですが、世論調査の中で浮かびあがった課題を次のフォーラムで乗り越えるために、対話を行うのです。やはり対話と世論調査が連動して動くことは北京―東京フォーラムの魅力だと思います。ただその対話は、本音でやらなければいけません。あくまで本音を出さないと、ただ乾杯するだけの表面的に仲がいい関係ではなく、「喧嘩するほど仲がいい関係」を会話で作りたいと思っています。