チャイナネット:世論調査は11年にわたって行われてきましたが、調査は両国の回答者の民意を反映し、中日両国民の間の交流面でどのような役割を果たしてきたとお考えですか?今年の「北京-東京フォーラム」の開催に対してどのような期待をお持ちでしょうか?
工藤:日本と中国の関係は、政治家だけのものだということはありません。一般の国民が変わらない限り、両国の本当の意味での信頼関係は高まりません。私たちがやろうとしていることは、多くの国民に自分の問題として考える判断材料を提供することです。
つまり、お互いの国に来て、お互いの課題を真剣に議論して、日中関係のため、アジアの将来のために議論するのです。多くの国民がこの議論を知ることによって、自分で考えることになるのではないでしょうか。それによって、健全とした世論が建設されていき、本当に強い両国関係ができるようになるのではないかと思います。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月24日