日本人学生の人気留学先、米国から中国へシフト

日本人学生の人気留学先、米国から中国へシフト。

タグ: 日本人学生 人気留学先

発信時間: 2015-11-03 13:34:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

文科省は、「以前は『留学』といえば『米国留学』に等しかったが、今は多様な選択肢がある」と指摘する。日本の多くの大学は中国の大学と交換留学生協定を結んでいる。日本企業も以前は米国や欧州の大学への留学経験者を好んで採用していたが、今はアジアの大学への留学経験者にシフトしているようだ。

米国への留学者数減少は、経費の問題が大きい。文科省によると、2011年の米国の学費は年間平均で、私立大学が235万円、州立大学が171万円と、日本のほぼ2倍。ここ2年の円安も考慮すると、米国への留学費用はもっと高くなる。

世界的な留学の傾向をみると、2013~14年の米国への留学生数は年間で88万6000人、中国は27万4000人と10年で4.5倍の増加。日本人留学生の数は、2009年前半は最も多かったが、第7位に後退。人数は第2位のインド、第3位の韓国を大きく下回り、ベトナムにも抜かれそうだ。

アジアの新興国の留学生は世界で争奪戦となっており、米国、英国、オーストラリア、カナダ、シンガポールなどが新興国の留学生を募集している。日本人は英語力も低く、米国へのアジア人留学生ではTOEFLの成績が最も悪いという。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月3日

 

 

 

 

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