南中国海問題への日米の介入、3つの間違い

南中国海問題への日米の介入、3つの間違い。

タグ: 南中国海 日米 航行自由

発信時間: 2015-11-22 09:20:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

間違い2:中国は南中国海の航行の自由と安全を脅かしている

米国がここ最近、南中国海問題への無謀な介入を強め、南中国海の局面に新たな大きな変化を与えている。この行動について、米国は、「中国が南中国海の航行の自由と安全を脅かしている」ことを口実としている。

南中国海のいわゆる「航行の自由と安全」は本当に中国の脅威に遭っているのか。実際には、毎年10万隻以上の各国の船舶が南中国海エリアを安全かつ自由に通過しており、問題はまったく起きていない。米国メディアも、毎日1500万バレル以上の石油がマラッカ海峡と南中国海を通って東アジアに運ばれ、何の問題もないと報道している。

つまりいわゆる「南中国海の航行の自由問題」というのは偽の命題であり、「中国が南中国海の航行の自由を脅かしている」というのも間違った議論と言わざるを得ない。南中国海の論争については、この地区にはすでに「南中国海における関係国行動宣言」がある。さらに中国は、南中国海問題を処理する「双軌思路」(二重軌道構想)で同地区の関係国と合意している。

とりわけ注目すべきなのは、米国などの国が「国連海洋法条約」を何十年も検討しながらいまだに批准していないにもかかわらず、「条約」を盾に他国を非難していることである。米国の軍艦は国際航路を取ることなく、わざと遠回りして中国の南沙諸島付近の海域で武力を見せつけた。「航行の自由を守る」と称したこのようなやり方がいかに虚偽と横暴に満ちたものであるかは明らかだろう。

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