南中国海問題への日米の介入、3つの間違い

南中国海問題への日米の介入、3つの間違い。

タグ: 南中国海 日米 航行自由

発信時間: 2015-11-22 09:20:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

間違い3:中国は南中国海の現状を変更し、覇権拡張をねらっている

南中国海の問題について、米国や日本などの国は何かというと中国にレッテルを張ろうとする。米太平洋軍司令部のハリス司令官は、中国の南中国海での島礁建設は「本質的には軍事目的のためである」とし、「脅迫的な島礁建設」によって南中国海の現状を変更しようとしていると中国を批判した。その盟友である日本は、中国が南中国海で島礁建設を推進しているのは「覇権主義」の脅威であると主張している。

このような議論は歴史の事実に背くものである。一部の国はすでに、その占拠する南沙島礁上で大規模な建設を行い、開発のための移民さえ行ってきた。中国が現在進めているのはそれと均衡を取るための補償的な建設であり、その目的は、島礁の関連機能を整備し、駐在人員の業務と生活の条件を改善することにある。

中国が南沙諸島の一部の島礁で建設を進めているのは、いかなる国をターゲットとしたものでもないし、いかなる国に影響を与えるものでもない。南中国海の問題では中国が求めているのは覇権ではなく、主権の維持である。地域の現状を変更し、脅威を与えているのは、南中国海で頻繁な巡航を行い、中国の南中国海の島礁付近に公然とやって来て武力を見せつける米国の方であり、まったく道理を欠いていると言わざるを得ない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月22日

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