第三国の市場を共同開発
両国の産業発展の格差が縮小するなか、両国の企業間の経済貿易協力に、海外市場共同開発という新たな流れが見え始めた。製造業は依然として中日両国の中心産業であるが、発展の段階と水準に差がある。日本は高レベルの資本・技術集約型産業で強みを持ち、中国は労働集約型産業で強みを持つ。
中日の第三国の市場の共同開発について、中国国際貿易促進委員会の姜増偉会長は、「両国の企業が中国の設備製造や人的資源などの強みを活かし、日本の先進的な技術と管理経験、販売網などの強みを結びつけ、生産能力などの国際協力を展開することに期待する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年11月26日