参院選、「9年目のジンクス」を迎えた安倍氏

参院選、「9年目のジンクス」を迎えた安倍氏。

タグ: 日本,安倍晋三,参院選

発信時間: 2016-01-05 14:49:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は、夏の参院選に向け積極的に準備を進めている。一部の観測筋は安倍首相が政権運営を続けると見ているが、巷では「9年目のジンクス」がささやかれている。これは安倍首相にとって、朗報とは言えない。

1989年以降、9年おきに参院選で自民党が大敗し、総裁(首相)交代が続いている。

これは偶然のようだが、時事通信社は記事の中で、「安倍晋三首相の『1強』状態に変化はないように見えるものの、政界は一寸先は闇。首相はこの負の連鎖を断ち切れるか」と報じた。

【ジンクスにはまった首相】

1989年以降、安倍首相本人を含む3人の首相が「9年目のジンクス」にはまり、参院選で大敗し引責辞任している。

1989年、時の宇野宗佑首相は就任直後、芸者の愛人に関するスキャンダルが報じられた。これに党内のリクルート事件の影響が加わり、自民党は同年7月の参院選で歴史的な大敗を喫した。改選126議席のうち、自民党の議席数は72から36に減少した。

宇野氏はその後、引責辞任した。これにより宇野氏は69日の在任期間で、日本の歴史上最も「短命」な首相の一人になった。

9年後の1998年、自民党は参院選で再び大敗し、時の橋本龍太郎首相が引責辞任した。

2007年の参院選で、政権与党の自民党は、最大野党の民主党に敗北した。安倍首相は引責辞任を発表した。

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