G7を利用し中国をけん制、日本の徒労

G7を利用し中国をけん制、日本の徒労。

タグ: G7,南中国海

発信時間: 2016-04-12 13:30:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本が南中国海で揉め事を起こすのは、米国に気に入られるためだ。米国は同盟国がアジア太平洋で、「リバランス」戦略の実施に協力することを願っている。これには南中国海問題で米国の立場に呼応し、米国を応援することが含まれる。安倍首相は南中国海問題を借り、米国との同盟関係を強化しようとしている。

さらに日本は直接的に、南中国海問題を東中国海方面の野望に利用している。野田政権が2012年に中国の反対を顧みず、いわゆる「釣魚島の国有化」を実施後、中国は東中国海の主権維持を強化した。日本は東中国海の領海線、資源開発などの問題で譲歩するよう何度も圧力をかけたが、中国の毅然たる立場により実現されなかった。そこで日本は婉曲的な手段をとり、南中国海で揉め事を起こすことで中国の力を分散し、機に乗じて東中国海で得をしようとしている。

しかし日本には豊満とも呼べる考えがあるが、骨が浮き出るほどやせ細った成果しか手にしていないことは、事実によって証明されている。G7内部でも、日本が南中国海問題で中国を挑発することを支持するのは米国だけだ。欧州諸国の南中国海問題に対する関心度は、米日との間に開きがある。欧州はアジアの海洋係争に対して、自国とは関係ないという立場を貫いている。さらに重要な事に、英仏独などは中国と交流する際に、中国のレッドラインを踏むことで、双方の良好な協力に影響をおよぼすことを避けている。そのため外相会合の声明で南中国海問題が言及されても、中国が名指しで直接批判されることはなかった。

日本は主催国としての便利な立場を利用し、自国のみの利益を手にしようとしているが、徒労に終わることだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月12日

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