訪日客が増加、主力は中国人＝日本メディア
訪日客が増加、主力は中国人＝日本メディア。
タグ： 訪日客 中国人
発信時間： 2016-04-21 13:16:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
2015年度（2015年4月～16年3月）の訪日外国人旅行者数が2000万人を突破していたことが、関係者への取材で分かった。14年度（約1467万人）比では約1.4倍増。フジサンケイビジネスアイが20日、伝えた。
15年通年ベースも2000万人は目前だったが、その後も中国人客らが春節（旧正月）休暇に多く来日するなど、増加ペースを維持した。政府は2020年に4000万人の新目標を掲げており、受け入れ態勢の充実を急ぐ。
日本政府観光局（JNTO）が20日、推計値として公表する予定。関係者によると、訪日客数は昨年1−12月に1973万7000人となった後も、16年1月が前年同月比52％増、2月も36％増と大幅プラスで推移。3月も中国人客などを中心に前年水準を上回った。周辺諸国の経済成長に加え、アベノミクスによる円安効果により、海外の訪日旅行需要が拡大。地方空港での国際路線が増加し、政府がビザ発給要件の緩和、消費税免税制度の拡充などの対策を打ち出したことも奏功した。
「観光立国」を成長戦略の柱に掲げる安倍晋三政権は、2000万人を通過点と位置づけており、3月下旬にとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」では「20年に4000万人」「30年に6000万人」といった新目標を設定。
目標達成に向けては、首都圏を中心とした宿泊施設の不足のほか、観光地における多言語対応の遅れなどの課題も少なくない。政府は今後、一般住宅に有料で観光客を泊める「民泊」のルール作りや通信インフラの充実など、訪日客が快適に滞在できるための施策を打ち出していく。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年4月21日
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
