李源潮国家副主席は5日、高村正彦氏を団長とする日本の日中友好議員連盟訪中団と北京で会談した。人民日報が伝えた。
李氏は「中日関係は過去数年、回り道をたどった。教訓は深い。1年余りで両国関係は全体的に改善したが、その勢いは依然脆弱だ。中国側は中日間の4つの基本文書を基礎に、『歴史を鑑として未来に向かう』精神に基づき、両国関係の安定した健全な発展を促すことを希望している。日本側が中国側と同じ方向に向かい、敏感な問題を適切に処理し、両国関係改善のために確かな努力を払うことを希望する」と述べた。
高村氏は「各分野で両国の交流を強化し、両国の国民感情を改善し、日中の友好協力を後押ししたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月6日