韓国「中央日報」と日本「日本経済新聞」が今月行った調査によると、両国の20~49歳の未婚男女のうち、過半数が「結婚をしてもしなくてもよい」と考えている。両紙が8日から12日まで、1000人の韓国人と1158人の日本人を対象にネットアンケート調査を行った。
調査によると、日韓両国の結婚に対する考えは似ている。55.6%の韓国人と50.9%の日本人が「結婚をしてもしなくてもよい」と回答。29.3%の韓国人と34.9%の日本人が「結婚するほうがいい」とし、8.6%の韓国人と6.2%の日本人が「必ず結婚したい」と回答。5.5%の韓国人と2.2%の日本人が「結婚しないほうがいい」と答えた。それ以外は「わからない」または未回答だった。
また、女性は年齢が高くなるにつれ、結婚に対する否定的態度が強まることも分かった。「もし結婚したら子供が必要か」との問いに対し、韓国は62.4%が、日本では56.3%が肯定的回答をした。日本国立社会保障人口問題研究所の菅桂太氏によると、日本女性の学歴が向上するにしたがい、経済社会活動の参加者が増加したため、結婚や子育ては脇に追いやられたとの見方を示した上で、仕事と子育ての両立を支援する政策が振興されることで、このような現象は改善されると指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月5日