千葉県警市川署が12日に発表した情報によると、ある日本人男性が海で溺れた中国籍の男性を助けようとし、死亡した。産経新聞が伝えた。
救助された中国籍の男性は40歳くらいで、3人の仲間と海を訪れ、海辺で貝を採っていたが、水位が上がり逃げ遅れて溺れたという。仲間は会社員の佐々木淳さん(34)に助けを求めた。佐々木さんは直ちに海に飛び込み、救助に向かった。溺れた男性は仲間の力を借りて海から上がり無事だったが、助けに来た佐々木さんの姿が見えなくなった。通報で駆け付けた地元消防や同署員らが捜索したところ、約1時間後に海中で佐々木さんを発見。搬送先の病院で死亡が確認された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月14日