グローバルシンクタンクの経済平和研究所(IEP)はこのほど、2016年「世界平和度指数」を発表した。同機関は10年続けてこの指数を発表。アイスランドは6年続けて「世界一平和な国」になった。2位から10位は順にデンマーク、オーストリア、ニュージーランド、ポルトガル、チェコ、スイス、カナダ、日本、スロバキア。
「世界平和度指数」は163の国・地域の「社会の治安」、「内部・外部の紛争への関与」、「軍事力強化」の3つの面を平和と関連付けて評価したもの。
2016年「世界平和度指数」によると、世界の平和は前年よりやや衰退し、テロリズムと政局安定の2項目の悪化が最も目立った。最新の統計では、テロ攻撃による死亡者の数は前年より80%増加し、テロ事件が発生しなかったのは69の国・地域だけである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月23日