【優位をキープか】
安倍首相は、自公連立政権で改選議席数の過半数、つまり61議席以上を獲得すると表明した。
日本メディアは、これはほぼ問題ないと推測している。そのため今回の選挙の最大の懸案は、改憲に必要な3分の2以上の議席獲得を、野党が阻止できるかだ。
連立政権に対抗するため、民進・共産・社民・生活の4大野党は統一戦線を組む事を決定した。共同通信は、安倍首相の改憲目標に賛成する勢力が参議院の3分の2以上の議席数を占める見通しで、各党の攻防戦が熱を帯びていると報じた。
ロイター通信はアナリストの観点を引用し、「連立政権が参院選で勝利を収める見通しとなるなか、英国のEU離脱による不確定性が、日本の慎重な有権者に連立政権支持を促す可能性がある」と論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日