日本の醤油からみえる革新 中国人青年が見学

日本の醤油からみえる革新 中国人青年が見学。

タグ: 日本醤油

発信時間: 2016-08-13 10:42:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京師範大学の趙茂莎さんは、「まさか自分が醤油で感動するなんて思いもしなかった」と話す。化学合成された醤油が当たり前の今日、350年の歴史をもつ醤油企業が今なお発酵に6カ月かける昔ながらの製法を守っていることが不思議でならなかったという。「このような匠の精神を自分の周囲で見つけることは確かに難しい」と感じたという。「中国青年報」が伝えた。(文:王亭亭・中国科学院大学研究生)

キッコーマンは日本最大の醤油メーカーで、1917年に株式会社化された。本社は千葉県野田市にあり、醤油、調味料、みりん、ワインなどが主な製品だ。グループの年間売上高は4083億円に上り、日本の醤油市場シェアは30%を超え、米国では50%を上回る。

今年7月、中国人の大学生のグループがキッコーマンを訪れ、日本の醤油の歴史と製造過程を学び、堀切功章代表取締役社長や若い社員たちと交流した。また学生はスーパーで市民の生活を直接体験し、台所で日本式の「定食」を作り、調味料企業と市民との直接のふれあいを肌で理解した。

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