日本の醤油からみえる革新 中国人青年が見学

日本の醤油からみえる革新 中国人青年が見学。

タグ: 日本醤油

発信時間: 2016-08-13 10:42:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

堀切社長は企業の長続きの秘訣として「企業市民」の概念を挙げる。キッコーマンの製造工場と販売ネットワークは世界中に広がるが、どこでもその地域社会の理念を尊重し、そこに根を張る方針を貫く。現地社会にメリットをもたらすことができなければ、企業は長続きしない、という考え方だ。キッコーマンの創業者一族8家の継承者たちが若くして受ける教育は、今流行りのウィンウィンを目指すものではなく、買い手、売り手、社会の3者がともに利益を得ることを目指すものだという。

清華大学の劉弼城さんは次のようなことに気付いた。現地にメリットをもたらすため、キッコーマンは千葉県で商業銀行を設立し、野田市には総合病院を建て、消防隊を発足させたこともある。野田市の本社には塀がなく、製造過程のすべてを見学することができる。建物の床は雨水を通すよう精巧に設計されており、浄化すれば災害発生時に被災地に送り、被災者に役立ててもらうことが可能だ。社員の名刺は回収された醤油カスを再利用して作られている。健康な食生活の普及を目指し、51年前から減塩醤油の研究開発と普及活動を行っている。キッコーマン国際食文化研究センターを設立し、醤油文化と世界の食文化を紹介している、など枚挙に暇がない。

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