中日韓外相会議が東京で閉幕した。3カ国関係は外相会議前に紆余曲折を経ており、うち中日関係が特に敏感だった。まさに王毅外交部長が「中日関係は流れに逆らい進む舟のようであり、進まなければ後退する」と発言した通りだ。3カ国外相は席につき率直に意見交換したが、これは政治的相互信頼を蓄積し、実務的な協力を進めるための第一歩を踏み出したに過ぎない。
中日関係にとって最も良かった点と言えば、海空連絡メカニズムの呼びかけだ。周知の通り、中日両国の安全・防衛部門は東中国海の軍事衝突のリスクを解消するため、交渉を続けてきた。ところが日本側の歴史認識と現実的な行動に多くの間違いがあり、さらに何度も事を構えた結果、安全メカニズムという差し迫った課題が何度も中断された。今や両国は着席し実務的な協議と議論を展開し、効果的なメカニズムの早期運用、東中国海の偶発的な衝突の防止、中日間の収拾の付かない危険な局面の回避を目指している。これは確かに建設的で差し迫った課題である。
今回の3カ国外相会議のもう一つの見所は、3カ国の自由貿易区の交渉への期待を高めた点だ。中日韓が現在の投資・貿易協力から、産業相互補完、産業協力レベルのハイテク・物流協力に移行できれば、アジア太平洋経済が地域の経済・社会の発展を促すという好循環を形成するだろう。