今回の「日本戦犯裁判文献収集、整理、データベース」を課題にした研究は、戦後、アジア太平洋地域の日本のBC級戦犯を裁いた10以上の裁判全てを対象としている。上海交通大学東京裁判研究センターの程兆奇センター長が筆頭となる研究チームは今後、関連機構と連携して、世界中で戦後に行われた裁判の文献をできる限り収集、募集する。
研究者は、収集した文献を細かく整理、分類し、要約や索引を作成する。そして、文献を編集して、データベースにし、総合データプラットホームである「抗日戦争と近代中日関係文献データプラットホーム」に盛り込み、共同編集、共有を可能にさせる計画だ。さらに、中国語や英語、日本語など多言語で閲読、編集できるようにし、国際社会に公開していく。
「人民網日本語版」2016年9月10日