そうりゅう型は6門のHU-606 533mm魚雷発射管を持ち、各種ミサイル・魚雷を最大20発搭載できる。また89式長魚雷、米製ハープーン対艦ミサイルと水雷を搭載可能。
最後に、日本はおおすみ型揚陸艦を3隻保有する。この艦艇は小型空母のようなもので、全長130メートルの全通飛行甲板を持つ。ところがおおすみ型戦車揚陸艦には、艦載機用昇降機と格納庫がない。おおすみ型は日本の島嶼間で陸自の戦車を迅速に移動し、各島の対応力を強化する。
おおすみ型は1400トンの貨物を搭載できる。10式もしくは90式主力戦車を14台、さらに地上部隊の人員を1000人乗せることができる。艦艇にはドックと米製のLCAC揚陸艇が配備されており、大型設備を陸上に輸送できる。日本の活力あふれる新たな防衛戦略では、この能力が特に有用になる。新戦略は水陸部隊に対して、仮想敵に占拠された離島の奪還を求めている。
日本海軍がアジア最高の海軍である、最後の理由はこうだ。2011年3月11日にM9.0の東日本大震災が発生した。高嶋博視氏は海自の横須賀地方総監として、海自の臨時司令官としての役目を担い、東日本の利用可能なすべての船舶を率いて被災地に向かった。震災発生からわずか45分後、1隻目の船が出発した。別の救援物資を積んだ17隻も18時間内に出発。通知を受けずして直ちに出撃できる艦隊の能力は、自衛隊の専門技術と効率を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月23日