日本初の国産リージョナルジェット、MRJの機体
日本の三菱重工業は、国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)について、社長直轄の事業推進委員会を設置すると発表した。同機は同社子会社の三菱航空機が開発しているが、交付を何度も延期している。
共同通信は1日、三菱重工業の情報として「同社はMRJが今後、安全認証や量産計画などで難題に直面するため、投資を拡大する必要があると判断した。社長直轄の委員会を設置し、関連事業を推進する」と報じた。
MRJは双発機で、90座席のMRJ90と70座席のMRJ70に分かれる。これは戦後日本が初めて開発したリージョナルジェットで、短距離・中距離旅客輸送市場向けに開発される。昨年11月に初の試験飛行に成功し、現在まで約500機を受注している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月3日