数百年の歴史を誇る中国の伝統劇に関するセミナー『中国伝統劇の世界』が12月4日、日中友好会館地下1F大ホールで開催される。同セミナーは(公財)日中友好会館と伝統演劇文化研究会の共催、後楽寮寮生委員会とNPO中国留学生交流支援立志会の後援で開かれ、伝統演劇文化研究会代表の王文強さんが講演「中国伝統劇・黄梅劇」とパフォーマンス「四川変面」を通じて中国文化の魅力を伝える。
中国5大演劇の一つに数えられる「黄梅劇」の発祥地である安徽省に生まれ、13歳から黄梅劇、変面等の伝統芸能を学び始め、国内外で豊かな舞台経験を積み上げた王文強さんは現在、日本大学大学院芸術学研究科舞台専攻に在籍。今回のセミナーについて、「来場者に普段触れる機会の少ない中国の文化、特に伝統劇の美しい魅力に身をもって触れてもらい、文化交流者としてのささやかな力を尽くしたい」と素朴な期待を語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月14日