中国の外国人専門家制度、日本メディアがイメージダウンを図る
中国の外国人専門家制度、日本メディアがイメージダウンを図る。
タグ： 日本,外国人,外国専家局,ビザ発給
日本の週刊誌『週刊現代』は「前代未聞！ 中国が始める外国人『ABCランクづけ』制度日系企業は大パニック」と題する記事で、「外国人の管理を担当する国家外国専家局が、『外国人来華工作許可制度試点実施方案』制度を突然、発表したからだ。中国に居住するすべての外国人を、ABCに3分類し、ビザ発給の待遇を変える。日本人駐在員たちは、前代未聞の措置に右往左往」と伝えた。国家外国専家局外国人来華工作管理所の責任者は9日、このデマに反論した。
この政策は中国で働くすべての外国人に適用されるが、これを「排外」と結びつける国は日本だけだ。「外国人来華工作許可制度試点実施方案」によると、Aランクとは外国人高級人材のことで、中国社会・経済発展が必要とする科学者、科学技術リーダー、国際的な経営者、専門的な特殊人材など、ハイレベルかつ数の少ない人材で、「グリーンルート」や「手続き簡略化」などのサービスを受けることができる。Bランクとは外国人専門家のことで、外国人来華工作指導リストおよび勤務先の需要に合致する。Cランクは外国の一般人で、国内労働力市場の需要を満たし、国家の政策・規定に合致する臨時的、季節的、技術を伴わないサービス業などに従事する外国の一般人だ。国家は割当管理を実施する。
同責任者は9日、環球時報の記者に対して「同案が中国で勤務する外国人を分類するのは、ハイレベル外国人材の導入・採用に向け、より積極的・開放的・効果的な制度環境を構築し、外国人材の発展サービス環境を向上させるためだ。この取り組みは中国の国情と一部の先進国の管理の経験に基づく。ランク別の管理は、外国人の能力とレベル、成果と貢献を重視し、市場の評価と世界の同業者の評価を強調する。ポイント計算、外国人の中国における勤務指導リスト、労働力市場の調査、割当制などの政策ツールを総合的に活用している。同制度はまだ試験段階であり、さらに改善していく」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年1月10日
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