日本:国内でも批判の声続々
アパホテルの事件は、周辺国の非難を呼んだだけでなく、日本メディアと人々の関心も呼んだ。『東京新聞』は、ホテル経営者の右翼史観を直接批判した。この記事は、東京経済大学准教授の早尾貴紀氏の「たとえばドイツのどこかのホテルチェーンが、客室にホロコースト否定本を設置していたり、ヒトラーの『我が闘争』を設置していたりしたら、そのホテルは営業できるだろうか」という発言を伝えている。
東京大学名誉教授の石井明氏は、ホテルが右翼書籍を置いたことを知って非常に驚いたと語り、日本の歴史や日本と隣国との関係に関する内容は歪曲に満ちており、「読むに耐えない」と語っている。
中国の記者が東京の街頭でインタビューしたところ、多くの日本人の市民がこのホテルの行為への不満をもらした。武村という姓のある老人は、このような書籍を置いたホテルは日本のイメージを損なったと語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月10日