豪日印越の同盟という幻想、中国を脅かすに足りず

豪日印越の同盟という幻想、中国を脅かすに足りず。

タグ: シャングリラ会合 同盟 防衛費 協力

発信時間: 2017-06-06 09:43:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このようなシグナルは、米国にも鼻で笑われるだろう。米国が参加しなければ、豪日印越はリーダーを失う。薄弱な共通の利益では、4カ国それぞれの考えと需要をまとめることができない。米国と4カ国が同盟を組めば、アジア太平洋の戦略構造を徹底的に変え、世界の構造に衝撃を与えるだろう。中国を「敵」と認めなければ、米国がこうすることはない。中米は世界最大の貿易パートナーであり、グローバルガバナンスのパートナーになる。米国は4カ国の気持ちにより、中米関係の性質を決めることはない。

米豪・米日・米韓同盟は強い力を持つが、アジア太平洋情勢の深い問題を的確に突くことはできない。中米の競争、中国の台頭による物議は、単純な地政学的駆け引きではない。米国が主導する同盟体制により、米国は国外で声を強めることができるが、国内の穴を埋めることはできない。そのためトランプ大統領は憤り、同盟国に防衛費の分担拡大を求めているほか、さらに米国の雇用創出に協力させようとしている。これは同盟の範ちゅうを超えており、同盟国は大きな不満を抱いている。

いわゆる豪日印越の同盟が、各国が迎えている時代の使命を遂げることはない。インドとベトナムの社会は発展を最も渇望しており、豪州と日本は衰退と孤立を最も懸念している。この問題を同盟によって解消できようか。彼らが国の最も重要な任務を遂行するためには、中国との協力が必要だ。アジア太平洋で亀裂を作るのではなく、地域全体を活気づかせる必要がある。4カ国の同盟という幻想は、煙突から出る白い煙のようなもので、大きく広がるが、瞬時にかき消え跡形もなくなる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月6日

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