又吉直樹さんの中国訪問:国境を超える文学とお笑いの魅力

又吉直樹さんの中国訪問:国境を超える文学とお笑いの魅力。 「100年前に芥川龍之介が上海を訪問し、今日、芥川賞を受賞した又吉直樹さんが上海を訪問された。時空を超えて、二つのタイムポイントを重ねることができる。国境を超える文学は人と人の距離を縮めてくれる」…

タグ: 芥川龍之介 又吉直樹 文学 

発信時間: 2017-06-20 16:11:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「文学」と「お笑い」は通じるものがあり国境を超える

人を笑わすことが仕事のお笑い芸人であり、文字で人を感動させる文学作家でもある又吉さんは、この二つの仕事は密接に通じ合うものがあるとしている。

「夏目漱石や芥川龍之介などの作品を読むと、お笑いの要素がたくさんあることに気付かされる。文学にしても、お笑いにしても、言葉を使って表現し、何かの考えや感情の面で、読者や観衆と通じ合うことができる」。

又吉さんは、太宰治のファンであることで知られ、中学生の時に、代表作である「人間失格」を100回以上も読んだという。又吉さんの作品や人となりからも太宰治の影を見ることができる。「太宰治の小説をそのままコントなどにすることができる。彼の作品に登場する主人公の経験や体験、人への接し方、態度などは、太宰治のスタイルで、僕のスタイルにも影響を与えている。文学が僕自身の人への接し方や考え方を変えた」。

13日、又吉さんは「文学とお笑いは海を超える」と題する講演を行い、「今回上海に来て、読者や学生らに僕の考え方を話し、僕の作品に対する見方を聞くこともできた。その交流こそが『文学とお笑いは国境も海も超える』ことを示している」と語った。

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