日本が直面する最大の問題は、出生数の減少と高齢化問題だろう。
日本には2回のベビーブームがあった。1回目は1947~1949年、2回目は1970~1975年で、年間出生数は260万~200万人以上で「団塊の世代」と「団塊ジュニア世代」と言われる。「団塊の世代」の人たちは戦後の高成長期とバブル期、すなわち日本が最も輝かしい時期を経験した。彼らは現在70歳前後の高齢になっている。
「団塊ジュニア」は大学卒業後の就職期にバブル崩壊を経験し、就職難に直面した。生き残るために知識構造を調整し、各分野で奮闘するしかなかった。彼らは現在40代で、今も各企業で中堅の役割を担っている。
しかしその後、日本に新たなベビーブームは訪れず、人口は年々減少している。
出生率が低いのには多くの原因がある。まず、結婚年齢が高いこと。女性は伝統的な家庭内の男女のスタイルに疑問を持ち始め、男性は結婚後は自分が金を稼ぐロボットになったような気分になるが、独身であれば男女ともに自由を満喫できる。