ロボット産業は弱点を補うべきであり、力を集中させて大事をなすための制度的優位性を構築するべきである。全業界で協力して科学技術の難関に取り組み、現状の科学技術の資源や研究開発の力をよく利用し、業界を挙げてロボットイノベーションセンターを建設し、重点的に業界の最先端基礎研究と応用基礎研究に取り組み、科学技術の成果を実用に転化して産業に応用すべきである。
次に、産業用ロボット産業の発展のために、現状の政策を最適化させるべきである。技術の研究開発、人材の集結、差別化できる発展に着目し、低レベルの重複プロジェクトを避けるべきである。各地の政府は自身の優位性と資源的優位性に基づき産業計画を立てるべきであり、盲目的にプロジェクトを立ち上げたり、産業パークを建設したり、支援金を出すべきではない。それでは大量のローエンド産業が生まれるだけである。マクロ面からみると、産業発展計画をきちんと策定し、業界の管理や規範を完備させ、ロボットの基準体系を作って産業の高度化を奨励していかなければならない。
イノベーションは尽きることがない。イノベーションがあってこそ、「中国智造」という峰にたどり着くことができるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月15日