南京大虐殺の被害者の娘が日本で母親が経験した苦しみを語る

南京大虐殺の被害者の娘が日本で母親が経験した苦しみを語る。 訪日は今回で3回目。以前は母親に付き添って来ていたが、今回は母親の代わりに語ることになった。1997年に初めて日本に来た。その時は、訴訟に参加する母親に付き添ってきた…

タグ: 南京大虐殺 被害者 抗日 戦争

発信時間: 2017-07-18 11:26:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

谷寿夫直筆の「勇躍破南京城」と書かれた掛け軸のコピー版を披露する呉先斌館長。

「谷寿夫が好んで書いた言葉『勇躍破南京城』」

報告の中で、呉館長は、今回の元々の計画には熊本訪問は入っていなかったことに言及し、「昨年8月、私は広島に行って展覧を行うことに決めた。その後、熊本から報告に来てほしいと招待を受け、それに応じた。中国を侵略した旧日本軍の中に『熊本師団』があり、南京大虐殺にも参加した。南京を『人間地獄』にした主力部隊の一つだった。『人間地獄』というのは私が言っているのではなく、以前の東京裁判の判決書の中でそのような描写がある」と語った。

そして、「近年、日本の右翼は、谷寿夫が無罪だったとして、死刑判決を覆そうとしている。実際には、谷寿夫はA級戦犯として南京軍事法廷で裁判を受け、罪悪が大きい。今回の訪問前に、南京の中国第二歴史資料館で判決書をコピーしてきた。そこには、熊本師団が南京で犯した悪行が、143ページにわたって記録されているほか、谷寿夫の1200項目以上の悪行についても記録されている」と紹介した。

さらに、「谷寿夫が一番好んで書いた言葉が『勇躍破南京城』で、中国侵略の時に何度もその言葉を書き記したものの、今でも残っているのは少ない。16年、北京戦史作家で、コレクターの余戈氏は、谷寿夫直筆の掛け軸を無償で南京民間抗日戦争博物館に寄贈した」という。

「余氏の調査では、この掛け軸は谷寿夫が書いた後、当時の華北方面に派遣された軍司令官・寺内寿一に贈ったものであることが分かっており、南京大虐殺を証明する谷寿夫の『自供書』になっている」。7月13日、呉館長はこの掛け軸のコピー版を来場者に披露した。

「一人でも多くの人にあの歴史を知り、それを正視してほしい。歴史をみんなで守ってこそ、平和な日々がある」と呉館長。

報告を聞きに来た日本人ら。

熊本県日中友好協会の元会長である熊本大学の名誉教授・重岡和信氏も、「このイベントを通して、一人でも多くの日本の一般人にあの歴史を知ってもらいたい」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年7月18日

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