日本軍の毒ガス生産者、「私は罪人」と自白

日本軍の毒ガス生産者、「私は罪人」と自白。 中日友好を記念し、若い世代に戦争の歴史の真相を伝えるため、南京民間抗日戦争博物館の呉先斌館長は民間訪問団を率い日本の広島を訪れ、現地の友好団体と「閉ざされた記憶—ノーモア南京展」を開催した…

タグ: 南京大虐殺 毒ガス 献花 生存者 李秀英

発信時間: 2017-07-18 13:58:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

毒ガス被害者に謝罪するため、藤本さんは2004年に訪中し、南京大虐殺紀念館を訪問し献花した。さらに当時の日本軍が毒ガスを使用した河南省の村を訪れた。当時この村には1000人以上がいたが、30数人しか生き残らなかった。「私は犠牲者の墓に献花し、1人の生存者にひざまずき謝罪した。中国の生存者はみな寛容で、平和を願っている。この生存者は、私も被害者だと言ってくれた。私は被害者になる前に、まず加害者だった。私が毒ガスを作っていなければ、加害者も被害者もいなかったはずだ。私は毒ガスを生産した加害者であり、一人の罪人でもある」

藤本さんは「言葉での謝罪ではまったく謝罪にならない。日本軍国主義は現在も日本の政治環境に存在しているからだ。私は日本政府に対して、中国人に謝罪し賠償するよう毎年、何度も要請している」と語った。藤本さんは2003年より、日本政府に中国への賠償を呼びかけている。

「閉ざされた記憶—ノーモア南京展」が7月15日、広島で開幕した。藤本さんも同日その現場を訪れ、すべての展示品と写真に真剣に目を向け、多くのメモを取った。藤本さんは、これこそが中国の「前の事を忘れないのは,後の事の師とするため」という言葉の示すことであり、「私たちが歴史を直視する絶好の機会だ」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月19日

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