大虐殺の記念を妨害、孤立する日本④日本ではタブーに

大虐殺の記念を妨害、孤立する日本④日本ではタブーに。72年前の1月27日、ソ連軍は悪名高いアウシュビッツ強制収容所を解放した。収容所の想像もできない悲惨な光景により、この日は痛ましい日「国際ホロコースト記念日」として人類に記憶されるようになった…

タグ:アウシュビッツ 強制 収容所 南京大虐殺

発信時間:2017-08-30 15:59:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 72年前の127日、ソ連軍は悪名高いアウシュビッツ強制収容所を解放した。収容所の想像もできない悲惨な光景により、この日は痛ましい日「国際ホロコースト記念日」として人類に記憶されるようになった。しかし同じく悪行を重ねた日本は、この日を「忘却」してしまった。

 

 環球時報の記者は日本最大の検索エンジン「Yahoo! JAPAN」で、「1月27日 国際ホロコースト記念日」と入力した。検索結果は約2万件で、「国旗制定記念日」「経済交流フォーラム」さらには「医学シンポジウム」などさまざまな活動が表示されたが、「国際ホロコースト記念日」の関連活動は見当たらなかった。「国際ホロコースト記念日」に言及しているのは中国メディアが開設する日本語サイトがほとんどで、日本国内のサイトは空白と言える。(この段落、和訳では削除したいです。実際に検索してみると、このような結果にならないからです。読者にバレるかと)

 

 さらに「国際ホロコースト記念日」の日本での存在感を調べるため、環球時報の記者はニュース検索欄に「国際ホロコースト記念日」と入力したが、なんと一致するニュースが見つからなかった(どの検索サービスを使ったか不明です。ちなみにYahoo!JAPANの「ニュース」のところで検索を入れると、1件表示されます。「国際」を取ると3件に)。

 

 「国際ホロコースト記念日」が、ナチスドイツがユダヤ人を虐殺した痛ましい歴史の銘記が中心ならば、日本がこれだけを忘れることにはまだ理由があるかもしれないが、南京大虐殺は日本が自ら引き起こしたことだ。しかし日本の記憶の仕方は非常に変わっている。極めて一部の少数の良識ある友好人物が文学作品の創作などにより批判・暴露するだけであり、日本主流社会の南京大虐殺への態度には憤りを禁じ得ない。これは誇張でもなんでもない。

 

 さらに「Yahoo! JAPAN」で「南京大虐殺」と日本語で検索すると、このキーワードはまずシステムによって「南京事件」と変換される(原文「这个词首先就被系统定义成了“南京事件”。」で意訳。実際には変換されず、「南京事件ですか?」などとも表示はされません)。しかも1ページ目に表示されるのは「南京大虐殺は捏造だった」といったページばかりだ。ヤフー知恵袋では、「南京大虐殺って、何があったの」という質問に、「南京大虐殺があった可能性は非常に低く、なかったと言ってもいい……」といった回答で、どれほど多くの人々の歴史観を歪めることだろうか。


1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで