在日米軍の軍機のものと見られる物体が7日、沖縄県宜野湾市の保育園に落下した。幸いにもけが人はなかった。
「緑ケ丘保育園」は、米軍普天間飛行場から300メートル離れている。時事通信の報道によると、同日午前10時20分ごろ、米軍機が保育園上空を通過した際、「ドン」という衝撃音がし、屋根に筒状の落下物があるのを見つかった。
宜野湾市警察署によると、落下したのは長さ9.5センチ、直径7.5センチ、厚さ8ミリ、重さ213グラムの円筒形のものだった。表面の赤いラベルには「FLIGHT REMOVE」「U.S.」及びナンバーなどが書かれていた。
神谷武宏園長は「屋根でこの物体に近づくと熱があり、化学品のような臭いがした。当時は子供たちが庭で遊んでいたが、もう少しで大惨事になるところだった」と話した。
北緯円には当日、62人の園児と11人の職員がいた。物体が落下した建物内には、1歳の幼児8人がいた。幸いにもけが人はなかった。
沖縄県は、落下物を米軍のものと疑っている。別の情報によると、事件発生時には米軍のCH-53大型輸送ヘリが飛行中だった。宜野湾市と沖縄防衛局が調査を進めている。