日本の時事通信社によると、日本の自動車大手8社が11月の生産業績を発表した。日産自動車は資格を持たない従業員が新車の点検を行ったことが問題になり、国内の生産台数はわずか5万9227台で前年同期比42.9%減、2カ月連続の減産となった。同様の問題があったスバルの11月の生産台数は6万223台で8.2 %減だった。
8社の国内の総生産台数は80万3627台で0.5%増、13カ月連続で前年の生産台数を上回った。
日産の生産減少幅は前月の13.6%から大幅に拡大。11月上旬に問題再発防止策をとり国内生産を停止し、再開後も予定の生産台数を大幅に下回った。しかし、注文状況について、広報担当者は「11月の生産台数は前年同期比で7~8%減少したが、12月は前年比横ばいになる」と話した。
スバルは点検員の学習会のために生産を1日停止し、SUVの販売好調の反作用も見られた。
一方、トヨタなど4社の生産台数は増加。トヨタは北米市場向けSUVなどの車種が好調、スズキは小型車の販売が好調で、販売台数はそれぞれ7.6%と29.7%の増加となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月2日