ザハロワ報道官は「日本のイージス・アショア配備は非常に遺憾で、懸念している。この動きは露日関係の緊張を引き起こす。日本政府の行為は地域の平和と安定を守る努力に背いており、両国間の不信任を引き起こす。平和条約締結に向けた交渉を含め、露日二国間関係に悪影響を及ぼす」と述べた。
米国防総省のジョニー・マイケル報道官は28日、ロシア・スプートニクのインタビューに応じた際に「米国は日本へのイージス・アショア売却で、同条約を厳守する」と述べた。
米CNNは29日、米国務省の報道官の話として「安全問題が拡大しており、第3国は米国が適切な防衛手段を講じることを阻止できない」と伝えた。
日本の安倍政権は19日、米国からイージス・アショア2基を導入し、2023年頃に使用開始することを閣議決定した。日本の軍事評論家の前田哲男氏は「安倍政権のいわゆるミサイル防衛は、日本の攻撃力強化の口実になるかもしれない。イージス・アショアの配備により、日本の新たな軍備拡張が始まる。これは地域の安定に悪影響を及ぼす」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月2日