日本オリンピック委員会は先ごろ、日本代表団の2020年東京五輪の目標を金メダル30枚、金メダル獲得順位で3位以上を目指すと表明した。卓球とバトミントンをその突破口としたい考えだ。
日本オリンピック委員会の山下泰裕委員長は、リオ五輪の2.5倍となる金メダルの獲得を望んでいる。2016年に開催されたリオ五輪で日本が獲得した金メダルは12枚で、金メダル獲得順位では6位だった。
リオ五輪で日本が金メダルを獲得した種目は、お家芸のレスリング、柔道、水泳、体操のほか、初めてバドミントンでも金メダルを獲得した。
日本で最初に夏季オリンピックが開催されたのは1964年。当時の日本代表団はホームで16枚の金メダルを獲得している。2年後に開かれる2020年の東京オリンピックで授与される金メダルの総数は339枚だが、これは1964年の2倍以上にあたる。
リオ五輪と比べ、2020年東京オリンピックでは「3人制バスケットボール」や「卓球混合ダブルス」を含む16種目が加わる。また「空手」、「ソフトボール」、「スポーツクライミング」、「サーフィン」、「スケートボード」の5大種目の18小種目が追加種目になる。これらには日本が得意とする種目が少なくない。
日本のスポーツ界は、レスリング、柔道、空手、水泳、体操、マラソン、陸上、ボクシング、卓球、バドミントンなどのお家芸で20枚以上の金メダルを獲得できると同時に、ソフトボールやスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンなどでも金を狙えると考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月14日