日本が突破口として考えている卓球とバドミントンは、中国が得意とする種目でもある。日本男子バドミントンチームは最近、トマス杯で中国チームに勝っており、日本女子チームのシングルとダブルの実力も、中国チームのそれと引けを取らなくなっている。
卓球の場合、中国チームを恐れさせるほどの地位を日本チームは得られていない。過去2回のオリンピックでは最高でも銀メダルだった。しかし昨年、世界卓球選手権の混合ダブルスで日本が優勝したことで、中国のコーチ組織は東京オリンピックでの不確実要素を埋める作業が増えるようになった。
また日本は、東京オリンピックを見に来る外国人観光客がより多くなるように、開催準備過程で多くの資金を投入している。たとえば人気観光地の公共トイレから和式便器を撤去し、欧米人にも使いやすい洋式の便器に換えた。
日本観光庁のデータによると、人気観光地の公共トイレ4000カ所の4割が和式便器となっている。これらを新しくすることが日本政府によって決定されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月14日