その後、地図はコマツのブルドーザーとショベルカーに送られ、掘削、地ならし、汚物集積などの簡単な任務を半自動で行う。機械は立体カメラとGPSを搭載し、ドローンと連絡をとり現場のどこにいるかを確認する。Skycatchは現在、作業ごとに機械学習システムの育成を行っている。例えば、数百台のショベルカーとその他の機械のYouTube動画でAI模型の訓練を行い、それぞれの車両を上から識別する。
Skycatchのクリスチャン・サンスCEOは、「ドローンは設備、工事段階、安全リスクを認識でき、コマツの建設現場に導入されており、今年さらに多くの現場に配備する予定」と話した。最終目標は建築現場全体と全ての空中作業車をドローンで監視することで、ニーズに合わせて計画を更新していくという。サンス氏は、「ドローンは毎日の任務をわかっており、毎回プログラミングする必要がない。このソフトウェアは自身の予定を学習・記憶し、迅速に更新し他の機械に伝えることができ、全て人が入力する必要はない。また、納品の遅れや流出などの処理すべき異常事態を発見することもできる」と述べた。