中日韓、「一帯一路」の協力をいかに強化するか

中日韓、「一帯一路」の協力をいかに強化するか。

タグ:一帯一路 地政学 中日韓+x

発信時間:2018-05-14 16:42:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 (四)開放と革新を推進し、企業の競争と協力を奨励し、アジアの発展を共に協議・建設し、共有する。中日韓の企業は、設備、技術、資金、市場、施工能力などの強みを持ち、第4国市場で協力を展開する基礎を備えており、協力の高い将来性を持つ。「中日韓+x」により、3カ国は生産能力をめぐる協力、貧困減少、災害管理、省エネ・環境保護などの分野で共同プロジェクトを展開し、省エネ・環境保護、ハイエンド製造、現代サービス業などの分野の協力を拡大し、共に第4国市場を開拓できる。日本の国際協力銀行北京首席駐在員の越智幹文氏は、「ウィンウィンウィン」という言葉で中日韓の協力を定義し、「To China, Within China」から「From China,With China」に移り変わりつつあると判断した。日本経団連の榊原定征会長も「一帯一路を始めとし、第3国市場における協力を積極的に推進したい」と述べ、企業がアジア各国の港湾・道路・鉄道などの建設で協力を展開することに期待した。一帯一路は3カ国が実務的協力を展開する新たな場であり、企業が国際市場を開拓するためより多くの機会を作り出す。開放的で包括的で、普遍的でバランスの取れたウィンウィンのグローバル化に、積極的に貢献している。


 世界は複雑に変化するが、人間社会はどこに向かおうとしているのだろうか。アジアの前途はどこにあるのだろうか。一帯一路は世界にかつてないチャンスをもたらし、袋小路に入った多国間主義に独特かつ実務的な新しい活力を注ぎ、ユーラシアの貿易・政治の融合に動力をもたらした。世界の政治・経済が大幅に変化するなか、中日韓は一帯一路に焦点を絞り共に発展を協議するが、これは歴史の発展の大きな法則であり、世界平和の大きな流れだ。中日韓の協力と一帯一路の連結は、「開放的・革新的なアジア、繁栄と発展の世界」を支える重要な力になる。(筆者・劉雲 中国現代国際関係研究院院弁副研究員、南開大学日本研究センター客員研究員)


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月14日  

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