インド小売市場は急速に発展し、日本のファストファッションブランドのユニクロも進出を計画している。 ユニクロ親会社のファーストリテイリングは、2019年中頃にインドのニューデリーに同国1号店を出店すると発表した。南アジアではユニクロ初出店となる。
ユニクロがインド市場進出を決めたのは、インド政府が外国投資新規定を打ち出したためである。新規定によると、ユニクロは現地企業との共同出資ではなく、全額出資で支店を設立できる。しかし、ユニクロは商品の30%を現地で調達するなど、インド政府のその他の規定も遵守しなければいけない。ユニクロの広報担当者は、この要求を満たすために政府と協力するとしている。
インド小売市場での活躍を図る国際ブランドはユニクロだけではない。プライスウォーターハウスクーパースは、2020年までにインド小売市場の規模は1兆ドルに達すると見込んでいる。 米CNNは、スウェーデンの有名家具ブランドのIKEAは今年終わり頃にインドに初出店すると伝えた。
CNNが発表した統計によると、ユニクロは世界の米国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、カナダなどに約2000店舗を展開している。また、年内にスウェーデンとオランダにも出店する計画。
米フォーブス誌によると、ファーストリテイリングの柳井正会長は日本の長者番付でソフトバンクの孫正義会長に次ぐ2位につけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月19日